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水耕栽培、始めました

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この度、アール・ティー・シーマネージメントで水耕栽培を始めることにしました。

 

私たちアール・ティー・シーマネージメントは、
不動産業やレンタカー業などの事業を行っておりますが、
新たに当社の土地を活用して農業を始めたいと考えています。

農業は一次産業の中でも、少子高齢化で担い手不足なども影響していて、
難しい分野ではありますが、
私たちは農業がもう一度日本の成長産業になると確信しています。

 

日本の農業は、前時代的な手法での作業が大半を占めています。

非効率な点も多々あって、個々の努力によって利益を確保している農家さんも存在しますが、

全体としては高齢化の影響もあり、農家の存続が難しくなりつつあります。


その中でも我々が考えている農業の課題は大きく以下の3点です。

①農業従事者の高齢化による担い手不足

➁耕作放棄地の増加による農業生産の減少➡日本全体の食料自給率の低下

③先端技術を使ったスマート農業の進捗

 

以下のグラフは問題点の1つと想定している

日本全体の食料自給率の低下では農林水産省の統計で、

昭和40年から日本の食料自給率は低下の一途をたどっていて、

近年は横ばい傾向で推移しています。

 

昭和40年度以降の食料自給率の推移

 

下のグラフが政府が令和12年度を目標に目指している食料自給率等の目標ですが、


カロリーベースの食料自給率は平成初期頃の数値を目標としているので、現実的な目標数値です。

これを達成するためには、まず生産効率の向上を優先すべきだと考えています。

 

人手不足の解消には、担い手(次に農地を継ぐ人)や新たに農業を始めたいと考えている方に

先を描けるビジョンを示すことが不可欠だと考えています。

農業だけでは生活できない、災害大国の日本で農業をすることは難しいといった

課題点は克服することが出来ると私たちは考えます。

 

先端技術を使ったスマート農業が中々進まないのは、
先端技術の導入費用が高額であることが一因として考えられますが、
現状の栽培方法よりも、より採算の取れる栽培方法で利益を確保することができれば、
先端技術の導入を検討できる段階までたどり着けると考えています。

 

こういった課題と向き合いながら解決に向けて、

走り出していこうと考えております。

 

私たちが目指すのは、持続可能な社会を作るための農業です。

私たちの考える3点の課題を解決できる第一歩となるのが、生産効率の向上と捉えています。

 

生産効率の向上は今すぐにでも解決が可能な問題だと考えています。

そのために実験を繰り返し行い、生産効率の高い栽培方法を確立します。

いずれは生産効率の高い栽培方法を知らない農家さんや新規就農をしたいと考えている方に、
分かりやすく伝えることを意識しながら、企業の社会貢献をしていきたいと考えています。

その第一段階として、ミニトマトの水耕栽培を始めました。
今回はハイポニカ栽培と言われる、水耕栽培の中でも革新的な方法で行います。

土を使わない栽培ですので、中々イメージが付きにくいと思いますが、
水草やヤドリギのように自然界には、土がなくても育っている植物はたくさんあります。

植物の生育に必要なものは、「日光」「空気」「水」「温度」「湿度」「養分」の6つです。

植物を支える方法を考えて、6つの条件を叶えてあげれば、土が必要なわけではありません。
逆に植物によっては土の中に害になる雑菌や成分も含まれています。

ハイポニカ栽培は、植物を土の制約から解き放ち、本来持っている生命力を
最大限発揮させようとする方法で、これまでの農業の常識とは
完全にかけ離れた考え方に基づいています。

ハイポニカ栽培で育てた植物が大きくなる秘密は根にあります。
快適な環境下では植物は根を自由に伸ばせることができます。
根の最大限の発育を促すことで、植物は栄養吸収を活発にし、
病害虫にも強い体を作っていけるようになります。

これによりハイポニカ栽培では、土耕栽培よりも早く、そして大きい作物の生長が可能となっています。

また、土耕栽培では環境変化に応じた栽培の世話をしますが、ハイポニカでは養液や温度・湿度などの環境安定を目指した世話を実施します。
農業経験を問わずに栽培管理が行えるため、再現性の高い収穫が行えるのです。

ハイポニカ”で栽培した1粒のトマトの種から、約1万7,000個の実が育った記録もあります。

今回は栽培が比較的容易なミニトマトを育てます。
成長の様子を逐一このブログでアップします。
このブログを見ていただくだけで、誰でもミニトマトの水耕栽培が始められるような

そんな分かりやすいブログを目指していきたいと考えています。

 

よろしくお願いします。

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